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 陰陽師 生成り姫
 2006年05月19日 (金) 12:06:18

久々に、夢枕獏さんの 陰陽師 生成り姫 を再読しました

この陰陽師シリーズ、ご存知の方も多いと思いますが、平安時代の陰陽師・安倍清明を主人公にした歴史もの
この「生成り姫」は恋が大きなテーマになっています

今回の再読で特に印象に残ったのは、清明のパートナー・源博雅の以下の言葉です

「そのお姿が美しいだとか、そのおからだがまろやかであるだとか、たぶん、そういうことで人は人を愛しいと思うのではないのではないか

お姿が美しいとか、お綺麗であるとかいうのは、そのお方を愛しいと想うおりの、ただのきっかけのひとつなのではないかなあ」

博雅は、12年前にただ一度だけ顔を見ることのできた女性に再会して、こう続けます

「その肌であるとか、皺があるとかないとかで言うなら、それは12年前の方が美しかったろう。しかし、今でもあの方は十分にお美しかったよ。だが、おれが言ったのはそういうことではないのだ」

「美しかったかどうかではないのだ。12年というお歳の刻まれた今のあのお方のほうが、おれにはいっそう愛しく思われるのだよ」

…そして、最後、とうとう鬼になろうというその女性に対して、

「わたしは、鬼であるそなたが愛しいのだよ」

と告白します


以前読んだ時も涙した物語ですが、今回はひとしおでした
それは多分、私が歳を重ねたからでしょう

夫の髪に白いものが混じっていることに気が付いた時、
私も博雅と同じような気持ちになりました


わからなかったことがわかるようになる

…歳を重ねるって、素敵なことだと思えました
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