らるごな暮らし

主婦らるごの暮らしのあれこれ
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 草上の昼食
 2006年09月26日 (火) 10:20:06

鮭のソテーオランデーズソースかけ。なすとズッキーニのフライ。いんげんのアンチョビあえ。赤ピーマンのロースト。ニョッキ。ペンネのカリフラワーソース。いちごのバルサミコ酢かけ。ラム酒のケーキ。オープンアップルパイ。

「草上の昼食」川上弘美「神様」より
近所に引っ越してきたくま(本物)と主人公
2人(?)はしだいに親しくなります

そんなある日、くまの誘いでピクニックに出かけることに
上記の料理はすべてくまのお手製です

でもくまは主人公に、故郷に帰ることを告げます
このピクニックは、お別れのピクニックだったのです

なぜ帰るのかと問う主人公に対して、くまは、
「(人の世界に)馴染めなかったのでしょう」と答えます


息が荒かったり、吼えたり、手づかみで料理を食べたりしても、
(そりゃあ最初はちょっとびっくりしてしまうけれど)くまなんだからいいのに

凝った料理も美味しいけれど、鮭の皮をそのままかじったっていいのに

無理してくまである自分を人に合わせなくてもいいのに

人とくまは違うんだから、そのままで、そのままがいいのに

もし逆の立場になったら、きっと同じ居心地の悪さを感じてしまうだろうけれど
でも、少なくとも主人公にとって、くまは、その他大勢の単なる「くま」じゃない、特別な「くま」なのに

そう思ってはいても、「人」と「くま」の間の壁は確かに存在していて…


根源的な寂しさとでも言うのでしょうか
すこし不思議で切ない物語

秋の夜長にいかがですか
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 COMMENT

  Title...  b y ぢゅん
泣きました。
良い涙だと思います。
ありがとう、らるごさん。
2006.09.27 (10:52) * URL [EDIT]
  Title...>ぢゅんさん  b y らるご
ぢゅんさん

ぢゅんさんのコメント、何よりも嬉しいです

ごめんなさい
たくさん書きたいことがあるのに、書けないです
でも、本当に嬉しい
2006.09.27 (12:40) * URL [EDIT]
  Title...じん、ときました。  b y fujitamanegi
久しぶりに、涙が出ました。
うん、不思議な涙です。

是非、読んでみたいです。
2006.09.28 (09:52) * URL [EDIT]
  Title...>fujitamanegiさん  b y らるご
はい、ぜひ

私、何度も何度も読み返してしまいました

ひとことで説明できない、複雑で不思議な読後感のあるお話です
2006.09.28 (18:27) * URL [EDIT]
  Title...寂しいですね。  b y くらぴか
ありのままでいることの難しさ。
どんなに頑張ってもこの壁は越えられないのでしょうね。
くまさん、寂しかったでしょうね。
何故でしょう。起伏のあるお話じゃないのにじんときます。
2006.10.01 (17:14) * URL [EDIT]
  Title...>くらぴかさん  b y らるご
くらぴかさん

>どんなに頑張ってもこの壁は越えられないのでしょうね。

安易に、「超えられるよ 大丈夫だよ」とは思えませんでした

>起伏のあるお話じゃないのにじんときます。

ええ、ほんとうに…
2006.10.02 (20:21) * URL [EDIT]

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