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 時のかなたの恋人
 2005年09月01日 (木) 12:50:19

子どもの頃からタイムトラベルを題材にしたお話や映画が大好きでした
ウェルズの「タイム・マシン」(映画化もされましたね)やリチャード・マシスンの「ある日どこかで」、藤子不二男の「タイムパトロールぼん」(漫画です)などなど

今でもよく読むのですが、今回は最近読んではまってしまった「時のかなたの恋人」(ジュード・デヴロー著)をご紹介しますね

主人公ダグレスはお金持ちの家の出身で、なおかつ美人で、教師をしているアメリカ人
文句のつけようのない人生を送っていそうに思えるけれど、でも他の姉妹に対するコンプレックスを抱えていたり、刑務所送りになるようないわゆるダメンズに引っかかってばかりだったりとなんだか可哀そうな女性です

そんなダグレスが、社会的地位は高いけれど(医者)彼女をちっとも大切に扱ってくれない恋人ロバートに旅行先のイギリスで置いてけぼりをくらったことからこのお話は始まります

ハンドバックもなにも持たないまま教会に置き去りにされたダグレスが泣きながら祈っていると、目の前に鎧を身にまとったおそろしくハンサムな男性が目の前に現れます

この男性が、16世紀からやってきたニコラス
無実の罪で処刑されるところを、ダグレスの泣き声に呼ばれて時を超えてやってきたとのこと

ダグレスは最初はもちろんそんなことを信じませんが、人が好いので彼の面倒をみることに

こうして2人は、20世紀と16世紀をまたにかけて、サー・ニコラスを無実の罪に陥れた犯人を探り出し、名誉を回復するための冒険を始めるのでした...

以下は多少ネタバレになりますのでご承知おきくださいね
SF(タイムトラベル)で、ミステリ(陰謀を暴いていく)で、そしてダグレスとニコラスのラブロマンスという贅沢なこの物語

主人公ダグレスがとても魅力的な女性なので、女性でしたら簡単に感情移入して読み進むことができると思います

本筋とは直接関係ありませんが、思わずふむふむと肯いてしまったのはダメンズばかりに引っ掛かっているダグレスに言った父親の言葉

「見つけなきゃならんのは、お前を必要としない男だ。ただお前をほしがるだけの男だ」

...とても深い言葉です(お分かりになる方はお分かりになると思います)
こんなしっかりした父親が居ても(いるからなのでしょうか?)、でもやっぱりダメンズに引っ掛かってしまうんですよね
思わずため息をついてしまいます

もうひとつ印象に残ったのは、ダグレスが16世紀で、自分を置き去りにした恋人ロバートとその娘にそっくりな人物に会うというエピソード

人の好いやさしいダグレスですから、その2人に対して遺恨のないよううまく接します
すると、現代に戻った時、状況が好転しているんです

今までダグレスにつらく当たっていた2人が、とても優しく接するようになり、プロポーズまでするほどに(もちろんダグレスは断りますが)

輪廻転生とか因果応報とか四字熟語で言うと堅苦しくて重いけれど、でもそんな感じでしょうか

ニコラスの生まれ変わりの男性と出会うラストは、まさにそうです

我が魂は汝が魂を見出すであろう

愛したニコラスはもう死んでしまっているけれど、大事なのは魂だということに気が付くダグレス
ダグレスだけでなく、読んでいるこちらも神様に感謝したくなるラストです

ハーレクインシリーズでもおかしくなさそうな甘~いラブロマンスですが、とても深いところで共感できるお話でした
読まれる際は念のためタオルを用意してくださいね

そうそう、20世紀にやってきたニコラスは、初めて食べるアイスクリームに喜んだり、ダグレスを歌を歌って優しく慰めたりと、とっても可愛くて素敵でした!

もし映画化するなら誰に演じてもらいましょう(^^;
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 COMMENT

  Title...初めまして!  b y しろうさ
macrobi papaさんのところから来ました。よろしくおねがいします。
「時のかなたの恋人」、ずっと前にVintaineで紹介されていて日・英両方で読んでみました。普通のタイムトラベルものの何倍も凝った仕掛けがあって、16世紀イギリスの風俗まで楽しめて、贅沢な作品ですよね。
映画化するとしたら、ダグレスはキルスティン・ダンスト、でしょうか、何となくなのですが。
2005.09.02 (14:59) * URL [EDIT]
  Title...はじめまして♪  b y らるご
しろうささん(可愛いHN!)、こんにちは♪

「時のかなたの恋人」、女性誌でも紹介されていたんですね う~ん、納得です!
アマゾンで見てみたら、原著も取り扱っているんですね
語学力があったら、原著で読んでみたほうが雰囲気が味わえて面白そう!
いかがでしたか?

キルスティン・ダンストさんって、「スパイダーマン」の方でしたよね
あっ、ダグレスにぴったりかも(^^;

ちょっと長い作品なので、映画じゃなくてTVドラマでも良いですよね
BBCあたりが企画してくれないかなあと本気で思っています(^^;
2005.09.03 (07:20) * URL [EDIT]
  Title...TVドラマでもよさそうですね。  b y しろうさ
HNは絵本の「しろうさぎとくろいうさぎ」からなんです。
キルスティン・ダンストは、そうです、スパイダーマンに出演してました。ダグレスは赤毛なので髪、染めなきゃ。
原題は"A Night in Shining Armor"、割と読みやすい英語でした。もっと英語力があれば、ダグレスの現代米語とニコラスの英語の違いなども分かったのでしょうけれど。
「これからどうなる?」がおもしろい作品なので、連続ドラマでも良さそうですね♪
2005.09.03 (17:34) * URL [EDIT]
  Title...>しろうささん  b y らるご
「しろいうさぎとくろいうさぎ」、懐かしいです~!
可愛らしい絵とお話がパッと頭に浮かびます
もう何年も読んでいませんが、今読むときっと泣いてしまうんだろうなあと思います

「時のかなたの恋人」の原著、私も頑張って読んでみたいです
一度日本語で読んでいるのでわかりやすいですものね
でも、英語で読んでもまた泣いてしまうんだろうなあと思います
もう最近は涙腺がゆるみっ放しで(^^;
2005.09.03 (22:41) * URL [EDIT]

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